02 November, 2006

Team

728_03

目があえば もう ひとりじゃないんだよね いい意味でも 悪い意味でも

先日、仕事で映画監督Gさんとお会いしました。
コマ撮り撮影の監督さんです。
N○Kさんとこのドー○君といえば、ご存じの方も多いかと。
○ーモ君の生みの親です。
コマ撮り、というのは、ぬいぐるみや道具を少しだけ動かしてひとこま撮影し、
それを繰り返し、繋げて見ることで、動きのある動画にするという、
なんとも途方もない作業からできる映像です。
ウォ○スや、ピン○ーなんかもあの手法で撮影されたものですね。

現在、この冬公開のコマ撮り映画のPR中で、取材に行ったのですが、
よかったなぁ、、、いいお話、たくさん聞いて帰ってきました。
いい物も、たくさん見せていただきましたし。

今回の映画は、
主人公君が手製のぬいぐるみをコマ撮りしてゆくというところから始まるのですが、
手製のぬいぐるみ、コマ撮りして作品を作る、など
「ものづくり」を大きなテーマの一つとしています。
といっても、なんといっても主人公君がまたかわいいのだ。
この主人公君も、手作りのぬいぐるみですしね。
「ものをつくりの楽しさを知る。ってことは、子供に戻る方法を知る。ってこと。」
と言うG監督の言葉に、忘れ物を見つけたような、そんな気分になりました。

また、この途方もない時間と労力がかかる撮影を
「監督」と言う立場で行っていることについて、
「僕はイメージしてアイデアを出すだけ。カメラマンにはなれないし、
ぬいぐるみを作ることもできません。だから、みんながやってくれる。
それぞれがそれぞれの役割をしてくれる。
それがチームなんで。。。。だから僕は何もできないんですよ(笑)」
と、謙遜しながら語ってくれました。
そうなんですよね〜何をするにしても、
自分一人でできることなんて、何一つないような気がします。
雑誌を作ることも同じ、多くの人の特技や技能、努力や協力の下で、
初めて一つの形としてのものづくりが完成する。

映画や雑誌だけの話でなく、日々の生活にしてみても、
電気や水道を作る施設を作る人、またそれを管理する人、直す人、
野菜やお肉を育てる人、売る人、買う人、送る人、それを店頭に並べて売る人。。。
普段気にしないけれど、
この世界そのものが大きなチームとして機能しているんですよね。
これはすごいこと。
そういった、毎日は気にしない、気にしてられない?けれど、実際は、
自分一人じゃなにもできないんだぞっって言う事、
まったくもっておかげさまですっって事、
それを忘れてはいけないと、そう思いました。

ちょっと話が大きくなり過ぎましたかね。。。
どこかの野球チームもチームの意味と、
その内容を考えてやってくれるといいんですけどねぇ〜(苦笑
と、書く事もないので、人から聞いたいいお話をネタにしてしまいました(笑

さて、一応、伏せ字で書いてきたんですが、興味のある方は
http://www.komaneko.com/index.shtml(公式サイト)
http://ent2.excite.co.jp/cinema/feature/komaneko/(動画もあります)
の方へどうぞ。

僕は昨日、試写会へ行って本編を見てきました。
癒されたっす。DVD出たら買おうっと。