23 July, 2017

夏の収穫祭

A park full of cicada's voice


 夏がきた。公園は蝉の声。日差しはジリジリと暑いけど、水辺は風があると気持ちがいい。

 先日、東京を襲った集中豪雨。場所によってはヒョウやアラレまで降ってきて大変な被害があったようだ。ぼくは仕事で離れたところにいたのでその様子は見ていないのだけど、ぼくの住んでいる練馬区あたりもかなり激しかった様子。そう、この時期は畑が気になる。いろんな作物が実をつけている時期だしね。トウモロコシ、倒れていないといいけれど。
 翌朝さっそく様子をみに行ってトウモロコシの無事を確認。集中豪雨は大丈夫だったけれど、もしかして、もうすでに採りどき?ヒゲは茶色くなっていて、いくつかは鳥や虫に食べられた痕がある。慌てて畑仲間に連絡をとって収穫してしまおうということに。

Boiled corn


Corn and Edamame Pasta


 収穫した野菜を畑仲間が調理してくれての収穫祭。トウモロコシと枝豆は生クリームであえてパスタに。ナスとトマトはラム肉を加えたラタトゥイユ風。どちらも驚きのある、でもどこか懐かしい素朴な味で、とても美味しかった。なんといっても育てた野菜を料理してくれる人のいるありがたさ。ごちそうさまでした。

 食事をしながら話すのは、やっぱり畑のことが中心で、実のつき方、成長の早さ、収穫の時期etc...本当に難しい。そして土に植えた種が、空と土からの水と栄養、そして空気中の二酸化炭素をエネルギーに変えて育ち、実をつける不思議。以前、池澤夏樹さんが写真家星野道夫さんについて書かれた「旅をした人」に書かれていたことを思い出す。植物は時間を移動している。動物は時間と空間を移動する。その環境にあるものを植物は集約して、形を変えて再び戻す。動物は水と栄養を貯める歩く皮袋のようなもので、植物が吸い上げた栄養とエネルギーを食べて取り込み、移動してそれをまた別の場所へと運んで行く。食物連鎖や生物濃縮を繰り返す輪の中でぼくらは生きていることを実感する。
 信州小谷村へ鹿皮を鞣すワークショップへ行った時に感じたことだが、その土地で育ったものを食べその土地に生きるということは、その身も心も土地から生えてきた草木のように、その土地そのものなのかもしれない。見回してみると、いつどこで採れたかわからないものの方が身の回りに多くなってしまったなぁ、と感じつつも、身体に入れるもの、自分を構成する要素を意識するということは、つまりは自分自身を意識することに繋がるとても大切な感覚なんだと思うのです。


Ratatouille with lamb meat


 なんてことは微塵にも思わず、ただただ美味しいなぁ、うまいっすね〜、と舌鼓を打つことの素晴らしさよ。人間、美味しいものをお腹いっぱいいただくと、幸せ、感じます。感謝。
 





 そして、美味しい土地のものはなにも人間だけのものではないわけで、収穫のタイミングを誤ると、あっという間に鳥さん、虫さんの食事に。でもきっと、このコガネムシだって、幸せ、感じてるんではなかろうか。だって、このトウモロコシ、とっても美味しいもの。ね。

Scarlet beetle eating corn


13 July, 2017

七月中旬

View from Kitayamasaki Pacific Ocean
 
 暑中お見舞い申し上げます。

 写真は岩手県、三陸復興国立公園の北、北山崎から眺めた太平洋。

 今年も昭文社ツーリングマップルの撮影に東北へ行ってきました。この地図はバイク乗りに特化した地図で、全国に散らばるモニターライダーさんはじめ地図編集部、そして毎年表紙を飾る個性的なライダーさんたちの主観がコメントとして落とし込まれた珍しい地図です。普通に地図を見ていても気がつかない「展望よし」「渋滞時抜け道快走路」「峠の茶屋のそばが有名」などなど、地図の情報とは別にライダー目線で感じた一言が書き込まれているので、ルート設定のイメージがしやすくて、眺めているだけで旅ができる地図です。「スピード注意」も実感がこもっています(苦笑

 撮影中に気が付いたのだけど、東北をベテランライダー賀曽利隆さんに同行するようになって今年で10年目。東北を文字通り縦横無尽に駆け抜ける賀曽利さんに車で必死でついていきながら、東北の絶景だけでなく東北の日常を写してきました。今年はそんな10年を振り返るかのような豪華なルート。
   福島西IC集合、磐梯吾妻スカイラインから蔵王エコーライン、蔵王ハイラインと乗り継いで西へ向かい、月山越え。夕日に染まる出羽三山に参り、日本海に落ちる夕陽を眺める。翌朝は鳥海ブルーラインを山形側から秋田側へ。秋田では八幡平アスピーテラインを岩手山へ向かい、そこから北上して青森十和田湖を抜けて奥入瀬渓谷から笠松峠を越えて、八甲田・十和田ゴールドラインへ入りR103を抜けて青森を染める夕焼けを眺める。
    最終日は八戸から2015年に全焼してしまった蕪嶋神社のあるウミネコ営巣地の蕪島、緑眩しい芦毛崎、種差海岸からR45を南下する。現在、三陸復興道路が急ピッチで建設、延伸され無料開放中ですが、あえて旧国道45号を走ります。国道45号は青森ー仙台間、三陸沿岸を繋ぐ生活道路。震災で大きなダメージを受けた国道でもあります。三陸復興道路の整備が進むことでそれが新たなバイパスとして機能して旧来のR45も渋滞が減り、生活道路として、観光道路として、人も物もスムーズに動いているように感じました。
 宮古の道の駅なんどで美味しいホヤ定食をいただき、その先、R45は復興の進む陸前高田、気仙沼の中心地を抜けていく。三陸自動車道、今年開設されたばかりの道の駅三滝堂で賀曽利さんと別れ、東京への帰路は常磐道を南下しました。国道6号は放射線量の関係から未だ二輪車は通行禁止区間がありますが常磐道は二輪も四輪も通行可能。しかし道の左右が人の営みを感じさせず真っ暗闇なことと現在の区間放射線量を示す電光掲示板の存在が、ここが他の地区とは違う問題と共にあることを伝えています。NEXCO東日本のサイトにも1回走行あたりの被ばく線量の目安の記載がありますが、よく理解していないものへの怖さ、見えないものへの増大する恐怖感、またはよくわからないことへの無自覚、見えないものを無視してしまう都合の良さを考えずにはいられません。ちなみに一回の走行あたりの被ばく線量は胸部X線写真の1/300だそうです。

 今回の走行距離、東京自宅から青森駅前まで行って帰ってきて1,992km。福島、山形、秋田、青森、岩手、宮城と東北縦横無尽。そして10年でまったく雨の心配なく青空の下を3日間走ったのは初めてだったかも。あ〜、楽しかったなぁ。ぼくの夏休み第一弾、無事終了です!(仕事ですw)


 下の写真は午後の日差し煌めく十和田湖の湖畔。翌朝は十和田湖マラソンが開催されることもありいつもより賑やかだった。
   東北の夏、最高です。


Sunlight through Towada Lake

05 July, 2017

夏の入り口

Sunset before bad weather



今年初の台風襲来の前日、東京の夕焼けはきれいだった。

昨年は夏になってもなかなか台風が来なかったり、
来るとなったら3つ合わせて来たり、さて、今年は穏やかな天候でありますように。





First summer harvest

 今年の夏の収穫第一弾。この春から、近所の体験農場で畑仕事をしている方たちに混ぜてもらって30㎡ほどの畑に通っている。この前まではインゲンが次々に、今はナス、トマト、キュウリ、アマトウガラシ、ピーマン、それとエダマメがどんどん実をつけて行く時期。


Boiling summer vegetables


茄子と甘唐辛子は煮浸しに。



Capellini

トマトはそのままが一番美味しいけど、
カッペリーニでさっぱりと。



Cucumber grew too much.

育ちすぎた胡瓜はまるでゴーヤのような大きさですが、
タネを取れば炒め物にも合う。

今回はあんまりにも育ちすぎた胡瓜がたくさんだったので、
撮影しに行った先の料理家さんに相談してみたら、

Cucumber compote



白ワインと砂糖で煮込んでコンポートに。
冷蔵庫でよーく冷やしていただくと、フルーツのような爽やかさ。





02 July, 2017

七月の雨の合間に

Casablanca with nats



梅雨空続く7月のはじめに


Casablanca,Moroccan beer


まだ明るいうちから、よく冷えたモロッコビールをひとりで。




sleeping maru-chan beyond the beer, DALIA Kodenma-cho,TOKYO


...いや、ひとりではない。
グラスの向こうには猫が。


Casablanca with cat.


この店の猫が。



maru-chan, DALIA Kodenma-cho,TOKYO

「久しぶりだな。」

「ご無沙汰してます。」




なんて最高の週末の午後だよ。
また来るね。




小伝馬町 DALIA食堂にてマルちゃんと。





12 June, 2017

六月の晴れ間

Let's make plum syrup.



 帰宅すると妻が梅を洗っていた。昨日「もう遅いかもね〜」と話していたけど、いい梅があったようだ。今年は梅酒は仕込まずに、梅シロップに。夏の朝、炭酸で割ると美味しいんだよな。夏の楽しみが増えていく。










Gorge,Mt.Bonomine,Hannou,Saitama

 朝、子どもたちが学校に行ってから電車に揺られて近場の低山へ。駅出口を間違えてさらにバスの時間も間違えたので、早速40分ほどバス停に取り残される。初めて歩く山だけど、それほど時間がかかる山ではないはずなので、まぁ大丈夫だろうと。文庫を読みながらバスに揺られてさらに40分。11:00から歩き始める。山頂でご飯を食べるのは13:00頃の予定。
 山を歩くのってなんだろう。山頂の景色が素晴らしいから?木漏れ日の森林浴?人それぞれ色々な理由があるんだろうけれど、ぼくはただただ登るのが好きなようだ。一歩一歩上へ登る。頭の中ではアレやコレや考え事をしながら、続く登り坂にだんだん呼吸が大きくなっていく。深く息を吐きながら脚を送り出し、次の一歩の行先を探す。そのうち無心となって、ひたすら登る。山頂に近づくにつれて景色が開けてくると思い出したように写真を撮って。

Lunch Time at Peak of Mountain.

 山頂に到着した達成感。展望の利かない山頂も多いけれど、天気のいい日の見晴らしの良い山頂はやっぱり最高の気分だ。それとやっぱりお昼ご飯、登りきった山頂で食べるご飯も最高。ザックに忍ばせたビールを飲みながらお湯を沸かす。文庫本の続きを読みながらお湯が沸くのを待つ。最高の時間。

 帰路はひたすら下っていく。下り道は眺めの良いところから、だんだん森の奥底に降りていく感覚。今日は時間に余裕はあるけれど、だんだんと日も傾いてくる。登るときは苦しくても楽しいけれど、下るときはそう面白いわけでもない。下って下って、早く帰ろう。家へ帰ろう。そう、下りの山道はいつだってホームシックな感じ。

 下山後、温泉にゆっくり浸かってからバス&電車に揺られて、文庫本の続きを読み進めながら帰宅する。







02 June, 2017

六月のモノクローム

Nakano,Tokyo
Nakano Station North Exit intersection



 子供の頃、わからないことは大人に聞いた。大人は全部知っている。知っていることがだんだん増えてきて、それが大人になるってことなのかと思っていた。でも、実際は世の中よくわからないことの方が圧倒的に多くて、実はわかっていることばかりで自分の周りを固めて無駄にドキドキハラハラしないように日々をつまらなくしていくことが大人になることのようだった。

 新しいことをすると、できないことの多さに唖然となる。何一つできない。意味もわからない。でも一つづつ「あぁ、そうか」「なるほど」というものが増えていって、でもやっぱり上手くできない。少しできるようになると、頭で理解していたことの意味が違う角度で見えてきて、思ったような動きが少しづつできるようになっていく。その繰り返し。

 すでに知っていることでも、気がつかなかったことがそこには隠れていたり、わかったつもりになっているだけで全然ちがう考え方がそこには流れていたり。時が違えばそのものの見え方も、自分の見方も変わってることも頭では理解していても、なかなか体感するのは難しい。
 
 写真や絵は視覚的に目の前にそれを見せてくれる。「アァ、こんな風に世界を見ているのか」って。見慣れた世界を一変させる力が写真にはあるよね。自分が撮った写真がいつまでもモヤモヤと心に引っかかったり、あの時のことをその時以上に鮮明に思い出させたり、ハッとさせられたり。時に写真は、撮った自分でさえも気がつかなかった心の機微を映し留める。だから写真って見るのも撮るのもやめられないんだよなぁ、きっと。

 もっと無駄にドキドキハラハラしないとね。ワクワクするよね、知らないことばっかりに囲まれているって。


Nanatsuishi mountain peak,Tokyo
Near the top of Okutama Nanatsuishiyama mountain peak




02 May, 2017

移動

Lily of the valley


 Facebookのタイムラインを見ていたら「5月1日は鈴蘭の日」と。スズランのいい香りが記憶の中からふわりと薫ってきました。





 世の中はゴールデンウィーク真っ盛りですが、いかがお過ごしですか?小学校は暦通り、普段通りなので、なんだか平常運行の朝です。

 4月末は久々にゆっくりできて積読になっていた本を。図書館から借りっぱなしで2回くらい延長しながらやっと読み終えた「猫の王 -猫はなぜ突然姿を消すのか-」小島 瓔禮 著。
 最近は室内飼いが増えたので猫の最期を看取ることが普通になってきましたが、老齢な猫が突然いなくなることはよく知られていて、それは体力が落ち静かな場所で静養するためだったり転じて、死に場所を探しに行くといわれたり。この本では年を重ねた猫が山へ登り、化け猫となるといった日本各地に残る伝承を集め、身近にいながらも謎の多い猫の持つ神秘性、社会性を民俗学的なアプローチで見つめています。調べていくと似たような話は世界中にあったりして猫を追う壮大な旅に巻き込まれました。招き猫の由来や各地に残る逸話、そのバリエーションいついての考察など、トリビア的な話も多く、調べだすと収拾がつかないほど猫に関する話が多く残っていることに驚かされます。
 前書きに著者が書いたとおり、自然と人間の境界線に存在する狐や狸といった動物と違い、身近に暮らす愛らしい存在として見ながらも同時に、理解できない不思議な生き物として、尻尾が割れ、耳が裂け、踊りを踊り、人語を話す魔物として猫を畏れる、そんな底知れない想像力を持つ人間こそが魔物かもしれない、ほんとにそう思います(苦笑

 もう一冊は、広島取材でもご一緒した編集者K氏の推薦で「海からの贈り物」アン・モロウ・リンドバーグ著。史上初の大西洋単独横断飛行を成功させたリンドバーグの奥さまです。 
 書かれた時代が1950年代という時代を考えると、暮らしも世界情勢も男性、女性を取り巻く観念も、現代とは大きく違うはずなのに、語られることばの一言一句が素直にスーっと沁みこんできてシンクロします。それは彼女が生きてきた年月を思い返しながら、自分自身と他者との関係性、世界との繋がり方、ライフスタイルというものを丁寧に考察することを、独り言のように綴っているからだと。カヴァーには「女の幸せについて考える現代女性必読の書」など女性的な側面が強調されたりしていますが、これ、男女問わず誰にでも進められる普遍性の高い哲学書だと思います。

 どちらの本も、ちょっと学術レポート的だったり、言い回しがいわゆる哲学的なアレで読み進めづらい面もありますが(海からの贈り物は薄っぺらいのに〜)、読んでいて気付きや発見のある読書体験でした。読書はやっぱり面白いです。


Night starts



 先月、子どもとタイムマシーンの話になって、言葉で説明しても難解すぎて、さてどうしたもんかと考えた末、「そうだ!今こそあの映画!」と「Back to the Future」を三部作、借りてきた。子どもたちもマーティーとドクの時間旅行にすぐに夢中になって、ぼくらも1985年に公開された、驚きとユーモアに溢れたSFを懐かしく堪能した。今見ても、色褪せた感じがしないまさに名作。



 友人のカメラマンY氏の言葉「写真って、移動と共にある表現だからさ

 池澤夏樹さんが星野道夫さんについて書いた「旅をした人」にあった言葉「移動することが生きることである」その後に「すべての動物にとって、ひょっとしたらすべての植物にとっても、移動が生きる原理なのだ。植物の大半は時間の中の移動しか知らないが、動物は時間と空間の両方を移動しながら生きている」と続く。

 あぁ、そうか、そうだった。一方通行の道の上を絶えず移動し続けているんだった。

 自分の身体は一つしかないし、デロリアンやドラえもんがいない今、時間を遡って旅することはどうも叶いそうにないけれど、本や映画は、まだ見ぬ土地のことを、誰かの言葉や誰かの人生を体験させてくれる。それは時間の移動、空間の移動とはまた違った移動。フィクションもノンフィクションも関係なく、頭の中に流れ込んできたそれらは、自分の中のイメージと混ざり合いながら記憶の中に積もっていく。

 なにかを作る、表現するってことは、自分ではない誰かに、そんな体験というバトンを渡すことなのかもしれない。で、時間の旅を終えた後は、またそのバトンを受け取った誰かが同じように繋いでいく。バトンを受け取るのは自分の子どもかもしれないし、友人かもしれないし、遠い世界の知らない誰かかもしれないけれど。

 写真の師匠が「暇な時には映画を観てください」って良く言ってた。当時は遊びに行くことに夢中で実は気にもとめていなかったけど、そうでした。その通りです。すみませんでした(汗

 今週はGYAOでマザーテレサも無料視聴できるし、気になっていたPKもレンタルが始まったみたいなので、時間のある今のうちに頭の中の移動、堪能しておこう。

 ということで、巣山はGW明けも暇をしていますので、お仕事のご依頼もお待ちしております。
         ...イカンイカン、営業に行かないと。









22 April, 2017

身近な人と身近な場所で

Lamb meat hamburger steak

 先日、義母を送りがてら親戚のところへ。送って久々に顔合わせて帰って来るつもりだったんだけど、近くの従兄姉たちへも声をかけてくれて、急遽、ランチ会に。「かれこれ何年振りかね〜」なんて話しながら。遠くへ行くと、こんな機会滅多にないから、せっかくだからあの人やこの人に会いに行こう!って思うけど、近くにいても、近くにいるからこそ、なかなかこうしてみんなで集まってという時間は取れないものですね。便りがないのが元気な証拠、そうしていつのまにか数年が経ってしまうものだなぁ。会おうよっていう意思がないと、なんとなくではやっぱり会えない。会いたい人とは少しの時間でもチャンスを作って会おう、とあらためて思った次第です。だってなにより、嬉しいし、楽しいしね。急遽の予定に忙しい中、声をかけ集まってくれて本当にありがとうございました。
 
 東大宮駅近くのイタリアン。開店に合わせて入ったけどそのあとはすぐに満席に。前菜はアラカルトにカウンターに置かれているメニューから取り放題、メインの種類もバリエーションに富んでいてどれも魅力的。それでいてお値段もお手頃で、これは混むわけだ、と納得。写真はラム肉のハンバーグ。肉汁がギュっと閉じ込められていてとても美味しい。日が暮れた頃にふらっと立ち寄りたくなるバル風イタリアンでした。今度は夜に飲みに来たい。いいお店、各地にまだまだたくさんあるなぁ。ごちそうさまでした! 東大宮 BABBO


Lamb meat hamburger steak2

Cat on the Pole

 従兄姉の部屋猫ペッパーくん。長毛種の雑種で河原でBBQしてたらついてきた猫。身体は大きいけど愛嬌たっぷりかわいい。うちの子がいなくなってから家猫と触れ合う機会がなかったから、久々に満喫しました。猫のいる暮らしはやっぱりいいな。「Imagine all the People Living life in peace」楽しく暮らしているのは人だけじゃないよね。好奇心だらけのペッパーくんを見てると「all the People」だけじゃない「all the Living things」だな、とImagineしちゃうね。ペッパーくん、また遊ぼう♪

 そして今月は下の娘の8歳の誕生日。あの日から8年か。8年の間、ぼくはなにをして来ただろう。下の娘は我が家のムードメーカー。娘は日々、積み重ねて成長してきたよ。ありがとうしかありません。
 
 こんな風に、ここ最近は少し気を抜いて、のんびり過ごしています。やることは山積みだけどね。ちょっとだけ、休憩中の日々。さて、ひと休みしたらがんばろうっと。

Happy Birthday Time







17 April, 2017

この春

New Bento Recipe Book



 ごぶさたしています、カメラマンの巣山です。またまたブログの更新がずいぶん間があいてしましましたが、おかげさまで忙しく過ごしていました。
 例年、このシーズンは先輩の大学の入卒アルバム撮影の手伝いをしていたり確定申告などで何かにつけて気の休まらない日々だったりするのですが、今年はイベントの撮影なども重なりしばらくフル回転でした。

 資格もないフリーランスのカメラマンは「仕事がないと無職みたいなものですから」なんて苦笑いしていたりするんですけど、ある意味真実です。実際は撮影がない日も機材のメンテナンスや見直し、ライティングのことや、パソコン、現像処理、ワークフローの勉強とか、営業のための戦略を練ったりブックを整理し直したり、請求書書きとかレシートを帳簿につけたりとか、なんだかんだと意外と雑務に追われていたりするんですけれど、でも、やっぱり撮影が入っていないと、仕事をしていないなぁという無力感が(苦笑 仕事があるのは本当にありがたいことです。

 Facebookの方ではリアルタイムにお知らせしたのですが新刊が出ています。

ゆるべんとうレシピ 平岡淳子先生 枻出版社

 平岡先生とは、今年のおせち料理に引き続いての共演です。3月23日発売なので新生活スタートやお花見からはちょっと時期がずれてしまいましたが、来月は早速、運動会っていうところも多いんではないかな。アレンジレシピもたくさん載っているのでオススメです。お弁当のおかずって手早くできて作りおきもできて、冷めても美味しくて、実はお酒のおつまみにもピッタリだったりします。ぜひ書店で手にとって見てくださ〜い。






Handmade ceramic plates


Handmade ceramic vase





 この春はお店取材に学校撮影にと毎日、車で動き回る日々でした。その合間に友人の陶芸家Sさんの個展を拝見しにいったり、ツーリングマップル編集チームの恒例忘年度会があったり。お花見には結局、行けなかったけど車の窓越しに各地の桜を眺めていました。

 桜、本当に多いですよね。特にソメイヨシノがその最たるものだけど、江戸末期ごろから駒込、染井村を発祥として全国に広まったソメイヨシノ。元は数本の原木のクローンというこの木の開花を今か今かと待ちわびて、満開を愛で、散りゆく姿に惜別の感極まって、みんながみんな、桜前線とともに同じ感情を共有していく様子はなんだかちょっと異様なような、横並びが好きな国民性というか。家族は春休みで田舎へ帰ってしまってひとりぼっちで花見シーズンを過ごしているぼくは、桜を見ながらそんなことを思ったりして。でも咲き乱れ散りゆく様は見事で、つくづくやっぱりいいもんだなぁ、と(笑 今度は白めのオオシマサクラや色のりの濃い八重サクラ、絵の具で書いたように山肌を染める山桜など、もっともっといろんな桜もゆっくり探しに行きたいなぁ。






SAKURA 2017 GUNMA


Two cats on the wall



SAKURA 2017 Nerima TOKYO




 先週は新幹線移動で西へ東へまさに右往左往。大阪でお店取材二軒。とんぼ返りで帰京。たこ焼きを食べれなかったことが無念。串カツも食べたかった。
 翌日、都内で撮影して、明朝、新幹線で広島へ。広島まで4時間。これは長いのか、短いのか。いや車で行くことを思えば圧倒的に短いのですけれど。車中、前日の納品にトラブルがあって対応が必要になり途方にくれましたが、家人に自宅のパソコンを立ち上げてもらい遠隔操作ソフトを使って手元のiPhoneで納品作業。新大阪を越えるとトンネルの連続でその度接続が切れてヤキモキしたけれど(関係者のみなさん、大変ご迷惑をおかけいたしました。同行した編集者のK氏、本当にありがとうございました)なんとか再納品完了して広島取材へ。
 遠隔操作も暇なときにあれこれ試していた方法が役に立った次第で、まぁ、撮影仕事がなくて暇でも、何が仕事に結びつくかはわからないもんです。結果的に完了できたとはいえ、やはり納品直後の出張時はノートパソコンを持参する必要があるな、とあらためて痛感しました。反省。



 広島はカメラマンY氏と一昨年に訪れて以来でしたが、今回は町歩き企画のため、広島の町、人々、暮らしが感じられる旅でした。広島は川の町。平地のため徒歩、自転車で動きやすく、市内にはバスも市電も走っているので移動が本当にスムーズ。

 久しぶりに来た平和記念公園は外国人がたくさん。ここ数年、西洋人が増えた印象だと聞きました。昨年、オバマ大統領が広島に来たことや、映画「この世界の片隅に」の影響も大きいのかもしれない。みんな、それぞれにいろんな思いでここに来て、それぞれの場所へ帰って行くのだと思うけれど「Imagine all the people Living life in peace」ジョン・レノンが言ったように、少しだけ想像してみるだけで、想像できるだけで変わるんだと思う。変わって行くんだと思う。


HIROSIMA 15,April,2017




 さて、ひと段落して暇になってしまう前に、あの人や、あの場所や、一緒に仕事してみたい人、撮影したい場所、たくさんあるぞ。営業周りの準備に取りかからなきゃ。この春も、もう一歩前に進まなきゃ。



24 February, 2017

お知らせイロイロ

お知らせをいくつか。




 東京の今を生きる猫たちを追う写真家10人によるグループ「東京猫色」に参加しています。
 今回、池袋東口のWACCA池袋にて今年もイベントに参加させていただき、写真を展示しています。残すところ週末のみとなりますが、夜は21時(日曜日は19時まで)までやっていますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。


 


ユザワヤさんで猫モチーフの手芸教室...気になる...
東京猫色の写真ももちろんありますが、
たくさんのアーティストが作品を展開しています。
作家さんたちの紹介ページはこちら!

会場:東京池袋 WACCA池袋

会期:2017年2月22日(水)~2月26日(日)

時間:11:00~21:00(最終日は19:00まで)
もちろん入場無料です。
参加メンバーは、池口、巣山、新谷、小滝、石嶋、荒川の6名です。


渋谷ヒカリエにはとんでもなく美味しいモノが集まっている様子です。。。
こちらも週末まで〜。
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新刊本のお知らせです。


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 今回は料理にがっつり寄っていきましょう!ということで迫力のレイアウト。そしてなにより驚きの装丁、全ページ耐水紙を使用してリング式。自立するレシピブック。テーブルに広げながら料理し始めたら本が閉じちゃった!とか、ページをめくりたいけど手が濡れててさわれなーい!とか、ドレッシング混ぜてたら、あっ、ページにシミが〜...などなど誰もが経験したことあるのではないのでしょうか。スマホやパソコンでレシピを見るのも便利ですが、自動ロックで画面が消えちゃったり、レシピを見ながらあれこれ検索、寄り道してるうちに気がついたら時間が過ぎてた・・・なんてこともありますよね〜。
 日々、キッチンに立つ人だから、レシピブックを片手に料理を楽しむ人だからこそわかるこのこだわり。キッチンで調理している目の前に立ててレシピを見ながらつくれます。これって結構、ありそうでなかったスタイルですよね。料理の方も、さっと一品からメイン、デザートまでたっぷり70品。定番メニューからご馳走メニューまでバラエティに富んでます。素敵なスタイリングは小坂桂さん。(なんと同じ幼稚園、小、中学校卒業生でした!)撮影終了後、どれももちろんいただいて参りましたがとても美味しかったです♪ カリッカリで甘〜いトウモロコシの天ぷらがうちの子たちに大人気です〜。



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そして、リング式といえば・・・




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 ツーリングマップル 2017年版、リング製本のR版、通常版、各地域ともに3月7日にリリースです!

 地図が愛読書!という旅人 中村聡一郎さん駆るYAMAHA MT-09 Tracerを関東甲信越版にて撮影してきました。今年の表紙はR版が群馬と長野の県境、毛無峠。毛無峠は昭和初期に硫黄鉱山として栄えた場所ですが、廃業したあとも当時の施設などが撤去されずに残り、360度山々に囲まれた天空の中の廃墟という日本離れした絶景ポイントです。通常版は世界屈指のラジウム量を誇る増富温泉から美しい渓谷沿いをゆくクリスタルラインを北上、花崗岩の岩肌が眼前に荒々しく迫るみずがき山。
 旅・ツーリングというと、どこか遠くへと思いがちな関東甲信越のみなさん、まだまだ魅力的な場所は身近にもたくさんありますよ〜!ぜひ、ツーリングマップル関東甲信越版を片手に魅力的なルートを発見してください!

 東北版は「鉄人」の異名を持つバイクツーリング界のカリスマ・レジェンド 賀曽利隆さんと今年も縦横無尽に走り回って撮りまくってきました。R版の表紙は福島と山形の県境、東北最高所の峠、白布峠へ向かう西吾妻スカイバレーを駆け抜けるSUZUKI V-Strom1000通常盤は磐梯山ゴールドラインから猪苗代湖を眺めます。
 ツーリングマップル東北を20年以上担当してきた賀曽利さんの知識と直感は凄まじく、取材は毎回、驚きと旅の魅力に溢れています。(賀曽利さんの東北への思いはこちらの記事に詳しく旅って、その土地の地理や歴史を知ると、いろんな見方の軸に貫かれて、思いもよらないつながりが浮かび上がってきたりして、本当に新鮮な興奮に溢れるんですよね。東北を知り尽くした賀曽利さんと回るこの取材は、毎年、ぼくの楽しみになっています。今年度版では奥会津の魅力と福島の地酒の美味しさも堪能させていただきました♪
 今年の9月で70歳!!を迎えるという鉄人ライダー賀曽利さん。今年はなんとSUZUKIの新型V-Strom250で日本一周も計画中とのこと。先日の『IWATEモーターサイクルフェスタ』2017のトークショーでも「歩けなくてもバイクは乗れる!!(笑 生涯旅人、本当にスゴイんです。このバイクもかっこいいんだよなぁ〜。

 そして、付録の全力取材BOOK。こちらがまたスゴイ。担当ライダーの思い、各地の絶景、オススメのグルメ情報など取材の足跡が満載です。地図にも色々な情報が書き込まれた珍しい地図、全力取材BOOKの方もぜひ手にとって見てください。自宅で広げてプランを練るのにとても楽しい地図。そして旅に一緒に連れ出した時に使いやすい工夫たっぷりのツーリングマップルです!

 旅はもっとオモシロくなる、さぁ、今年はどこへ行こう。


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15 February, 2017

2017小谷村大網火祭り

007 Traditional ritual ceremony of snow and fire in the village in the mountains,Otari,NAGANO 2017


 雪と火のお祭り”大網火祭り”を見に、長野県と新潟県の県境に位置する小谷村大網地区を訪ねました。


Mountain climbing snowy mountain (to go sledding)


 ここ小谷村大網地区は、長野県北部といっても新潟県糸魚川市まで車で30分ほどと日本海に近い山奥です。年末にきた時は雪も少なくて路面にもアスファルトがみえていましたが、年明けからの雪ですっかり景色が変わり、真っ白な冬の世界。といっても写真のように雪山登山はしなくても辿りつけます。(写真はソリ遊びをするために裏手の畑へ繰り出した一行、ソリも埋もれて遭難しそうな雪ですがw)

犬は喜び庭駆けまわり、子どもも、もはや犬とおなじ。雪原をみてダイブせずにはいられない様子です(笑

Dogs run around in the snowy field pleasing. Children also dive in snowy fields.




 大網地区の火祭りは、厳しい冬を越えて春を迎える節目に雨飾山の神様を呼び、よりよい一年を祈念する神事。雨飾山を正面にした結界の中で巫女が神様を迎え入れる舞を踊り、神様の使いである鬼に扮した男衆が観客の中から供儀となる生贄を選び、魔除けのどんと焼きへと火を放つ。焚き上がる炎を囲み雄叫びをあげながら五穀豊穣を願い踊ります。
火の粉が舞い、雪が降りしきるなか、仏教のようでもあり神道や修験道とも似ているようであり、そのどれもが混ざり合ったかのように神へ、ご先祖様へ、山へ、森へ、自然へ祈り、踊る姿をみていると、なるほど、と妙に納得してしまう。海に囲まれた日本列島で山や森から離れることなく暮らしてきた人々が、目の前にあるすべてのものに畏れや愛、アニミズム的な信仰、感覚を抱くようになったことが、とても自然に腑に落ちていきます。

 あるがままを受け入れて、願い、祈る、その姿。

そしてなんと今年の生贄に、うちの娘が選ばれてしまいました(驚 はじめは戸惑っていたようですが、優しい鬼たちに連れられ、雨飾山の神様の前で悪霊を祓う火を捧げてきました。無事に戻ってこれて一安心。神様ありがとうございます。大役、見事でした。


001 Traditional ritual ceremony of snow and fire in the village in the mountains,Otari,NAGANO 2017


002 Traditional ritual ceremony of snow and fire in the village in the mountains,Otari,NAGANO 2017


003Traditional ritual ceremony of snow and fire in the village in the mountains,Otari,NAGANO 2017


004 Traditional ritual ceremony of snow and fire in the village in the mountains,Otari,NAGANO 2017


005 Traditional ritual ceremony of snow and fire in the village in the mountains,Otari,NAGANO 2017


006 Traditional ritual ceremony of snow and fire in the village in the mountains,Otari,NAGANO 2017


008 Traditional ritual ceremony of snow and fire in the village in the mountains,Otari,NAGANO 2017


009 Traditional ritual ceremony of snow and fire in the village in the mountains,Otari,NAGANO 2017






Hot soba in lunch

Sweet red-bean soup"Oshiruko" with "Tochi-mochi"( Japanese-horse-chestnut mochi)



 美味しいお蕎麦と栃餅のおしるこ。

祭りの夜から翌日まで、ず〜っと降り続く雪でしたが、お世話になった”つちのいえ”では、あたたかく楽しい時間を共有してきました。(もちろん笹寿司、鹿肉ロースト、そしてツララウィスキーも堪能です!)

なによりも、ぼくがそうであるように、ぼくの家族の心の中にも小谷の冬の暮らしと人々が根付いて、いつでもあの雪と炎、大網のみなさんの笑顔を想うことができるようになったのが、嬉しかった。今日あたりは小谷も雪がやんで、真っ青な空に真っ白い雪の集落がキラキラしているんだろうなぁ。

くらしての皆さん、つちのいえでご一緒した皆さん、ありがとうございました!またお会いしましょう〜♪


KURASHITE,Otari,NAGANO 2017






 下は一晩で積もった雪。今回も安曇野で父の車に乗り換えてきました。FFで来た方はちょっと厳しかったみたい。小谷で暮らす方々にとっては4WD以外は選択肢にないんだろうなぁ。やはり次車を買う時は4WDだ。。。

Snow accumulated overnight

A village that can not climb on a car driven by front wheels.